ケンボーblog

転職. 太陽光. 蓄電池. オール電化. 日々思った事.

野立て太陽光発電の点検や草対策は必要か?

f:id:kenbochang:20190524082312j:plain

野立て太陽光発電の点検・草対策について

こんにちは!ケンボーです。

私は太陽光発電の営業を行っておりますが、野立て低圧を初めてご購入お客様から点検とか草刈りはやらなきゃいけないの?というご質問を受けます。

 

結論から言うと点検や発電所廻りの草対策は必要です!

 

かくいう私も業務の一環で発電所技術系の社員と一緒に草刈りや外観点検をのお手伝いを行った事がありますが、確率でいうと4基に1基の発電所ではパワコンの電圧が基準外とか草がパワコンにかかってしまっているとか不具合が見られました( ゚Д゚)

具体的には以下のような不具合が見られました。

 

①モジュール割れが見られた。

⇒原因:おそらくですがカラスなどの鳥類が大きな石を空中から落とし石がモジュールにあたり割れると考えられます。

 

②パワコンの電流値・電圧値・絶縁抵抗値等に異常が見られた。

⇒原因:おそらく経年劣化や工事から間がない場合には施工不備が考えられます。

 

 ③パワコンやモジュールに草(ツル系)が絡んでいる。

⇒原因:草刈りや除草剤、防草シート対策を行っていない為。早急に対策を考えましょう。

 

④モジュールの下から木が生えてこのまま成長するとモジュールを突き破ってしまう

⇒原因:草刈りや除草剤、防草シート対策を行っていない為。早急に対策を考えましょう。

 

⑤モジュール架台のビスが緩くなってきている。

⇒原因:一つ一つのビスを手で確認する外観点検を行っていない。外観点検といっても見るだけ。。これでは外観点検の意味が半減してしまいます。

 

いかがでしょうか?

現場作業を私自身の経験上ざっとこのような不具合が起こっていました。

結論太陽光発電所は年1回~3回は電気点検・外観点検・草刈りが必要です。

おどす訳ではありませんが、これを怠ると火災事故や発電量の低下に繋がってきますので太陽光発電のオーナー様は気を付けて下さい。

※費用がかかるので利回りが悪くなるというお客様がいるのですが、私は火災事故にもつながることも考えられるので長い目で見ると定期点検と草対策は行った方がよいですよ!とおすすめしております('ω')ノ大抵のオーナー様は納得して頂けます(^-^)。

 

※草刈りを太陽光発電オーナー様自身が行うと考えの方もおりますが、私はあまりお勧めしません。なぜかというと草刈機で間違って太陽光発電ケーブル等を切ってしまう方がいるからです。そうなった場合、売電保証等問題が出てきます。太陽光販売店等から勧められた業者さんを使うのが無難です。また、草刈り時にもし仮にケーブルを切ってしまったらどうなるのかも草刈りを頼む前に業者さんに確認しておいた方が良いでしょう。

また、除草剤を撒く際ですが太陽光発電を購入した販売店に必ず確認して下さい。何故なら太陽光発電が終わったら畑で使用したいという地主様もおります。

除草剤を撒く廻りの土地が田畑の場合、除草剤がとびっちって農作物に影響が掛かる可能性があるから除草剤をまかないでくれと言われるかもしれないからです。

※そういう地主様は実際おりました。注意してください!

 

もしこの記事を見て早く定期点検や草対策をしなければという太陽光発電オーナーの方がおりましたら、まずはその発電所を購入した販売店に相談するべきでしょう。販売店が点検・草刈り作業を行っていない場合はお知り合いやインターネット等で調べて対策を講じた方が良いと思います。下記のサイトから探しても良いでしょう。 

 

www.tainavi-pp.com

 

 にほんブログ村に参加しております。励みになりますのでポチっとして頂けるとありがたいです。↓

にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村

ではまた。